Vリーグにはまるまでの備忘録～茶の間期間～
前回はワールドカップで現地にいった話なので会場がどうとか書いてありました。
今回は単純に男子バレー楽しかったよって話です。男子バレーはふんわりとしか見ておらず、石川選手・柳田選手かっこいい～山内選手かわいい顔しとる～ゴリ選手は強い(つよい)みたいなイメージしかなく、チケット捌けるのもめちゃめちゃ早いし日本戦の開催地西の方過ぎるし仕事も忙しいし無理～～～なんて思ってチケットすら確保してませんでした。後々めっちゃ後悔する。
イタリア戦から始まった男子バレー。一時期全敗なんて時期もあったからなぁ、と男バレ観戦にあまり乗り気じゃない父(と別になんとも思っていない母)はお仕事忙しくてバレーの時間帯に帰ってこなかったので私の独壇場。ばっちり副音声で観戦。
正直なところバレーの知識はふんわりとしたのとハイキューで聞くポジション名とかその程度なので、リベロは前には行かないよ！誰と変わってるのかわからないけど！日向とツッキー(ハイキュー)といつもかわってるよね！とか、何点か取ったらタイムアウトあるんだっけね、そういえばね、とか、1セット終わったらコートチェンジね、とかファイナルセットは15点先取だよ、とかは知っているけれど、「あれ、ネット引っかかってインしてもサーブしなおしたりしないんだっけ？？？」レベルの人間でした。テニスと混じってる。
なのでイタリアがどれくらいすごいチームなのかなんて知りもしない。試合始まる前の「イタリア強いんやで(ニュアンス)」情報しか知らないで見始めたんですが……
いや、日本の男子めっっっっっっっちゃ強くない！？！？
私の中のイメージがぶち壊された瞬間。
石川選手が強いのは知ってたし、西田くんというなんかすごい新人入ったんですよ～っていうのは事前番組とか見ててなんとなく知ってたような気がするんですが、思ってた以上にめちゃめちゃ強くてただただ圧倒されてました。まあ負けたとしてもいい試合してくれればいいです～なんて思っていた自分を殴りたい。もうツイッターでも選手の名前叫びまくってるだけの時間だった。
何より親善試合で推し(仮)になった福澤選手が……ぱっぱがかっこいい……大人の包容力やばい……SUKI……。
いつの試合か忘れたけど西田選手かな？の頭わしゃわしゃーー！！って撫でる福澤選手とか、西田選手のお顔を両手で挟んで向かい合う福澤選手とかただただリア恋。見てるだけで癒し。そして強い。最高か。*1
ということで福澤選手を推しながらも毎日仕事を終わらせてはバレーを見るためにダッシュして帰る日々開幕。
試合を見ていくとだんだんと選手の顔とお名前を憶えていく。李選手とか高橋選手とか、小野寺選手、久原選手、大竹選手……今まで知らなかった選手を憶えていけるのが楽しくて、その選手たちが活躍すると嬉しくて、テレビの前で一人で一喜一憂。見ていくうちに藤井選手の喜び方とかがかわええな……と思いつつ、相変わらずの福澤選手を推しつつ男子バレーを応援する日々。
西田くんの表情豊かな感じもすごくいいなぁと思いました。悔しいとか嬉しいとか、そういうのを全身で表現してる感じというか……なんだろう、すごく好きでした(語彙力)あとやっぱめっちゃ強い。やばい。(語彙力)
選手のこと調べてみたりして、そこで石川選手と柳田選手と古賀選手、そして福澤選手が海外で頑張っている(もしくは頑張る)ことを知る私。
おい、まじか、福澤選手見たくても海外行かな見れへんのか……私はなぜ……福岡(もしくは広島)に飛ばなかったのか……
ま、お金もなかったんですけどね☆
というわけで、ちゃんと目に焼き付けようと思ってさらに気合を入れて試合を見る私。気づけば仕事中とかに第一試合とか第二試合とかの勝敗の確認をして*2「え、日本がメダル取るには？？」とかどことどこが勝って負けてーとかを毎日チェックするようになってました。どんなけ好きやねん。
最初は全然興味持ってなかった父も「おい、日本の男子調子良いじゃん。メダル狙えるの？」とか聞いてくるようになり、メダル取るためにはーと語りだす始末。どんなけ(略)
結果は4位でしたが、最後まで強い日本を見ることができて、オリンピックもめちゃめちゃ楽しみになりました。
そしてこのまま終わっちゃのは寂しいなっていうのと、バレーオタの先輩方がめっちゃ手厚くVリーグの宣伝というか、Vリーグに興味を持ったジャス民さんいらっしゃいませ！！と門戸を広げてくださった(と思い込んでる)こともあり速攻でその時点でとれるVリーグのチケットの確保を行ったのでした。
でもまじで、ワールドカップで興味持った選手が日本で見れるかどうかもそうだけど、どこのチームに居て、どの試合のチケット確保したらええんや？？？っていうのが全然わかんなかったから本当にありがたかった。あれがなければたぶん路頭に迷ってた()し、調べてる間にチケット完売したり*3して結局いけないとかなってたかもしれない。
あと、かわいらしい人だなーと思った藤井選手が地元の東レの選手だったのはきっと私を沼に引きずり込むための運命だったんだと思っている。
ここで悔しかったのはやっぱりラグビーに話題全部持ってかれたことだよなぁ……と。こんなに強くてかっこよくて自分たちよりも順位が上のチームにも勝って4位になったって素人目で見たら本当にすごいことだと思ったんですけど！もっとみんな！！！バレー見よ！！！！！(何)
ちなみに副音声については、続きで。
副音声はバレーの話をたくさんしてくれてる回が当たり回だったなーっていうのが個人的印象。というか単純に私の好みの話。
メンバーもちゃんと勉強してきた(らしい)ので「これってこうなんですよね？」っていう質問に対して「なるほどー」とか思うところも多かったし、バレークイズも本当に参考になった。
メンバーチェンジとか何回でもできるんかなとか思ってたし、Aパスって何？Aクイックって何？？っていう聞いたことはあるような無いような気がするけどーみたいな単語についての説明とかもあって「な、なるほどぉおおお！」って知れることも多かった。
勉強とか教えたり教えてもらったりするときもそうなんですけど、わかってる人がわからない人に教えるのって実は難しいんじゃないかなって思ってて。
わからない人って「何がわからないのかわからない」ことも多いから、その物事を知るために何を質問すればいいのかがまずわからない。
でも一方的に説明されても「わからない単語がいっぱい出てきたぞ？？？難しいんだな？？？」ってなるし、「何が知りたい？」って聞かれても「いや、何って言われても何聞いたらいいかわかりません……」ってなるなぁ……って。*4
なので、「わからない人により近い人」が「わかる人」に質問をしてくれていた今回の副音声が凄く良かったなーと。*5
ちょっと勉強できるお友達が一緒に先生に質問しに行ってくれたみたいな感じ。(？)
「僕、これ覚えましたよ！パンケーキ！(ﾄﾞﾔｯ)」ってしてるくらいが身近でよかったなって。
「これってよく聞くんですけどなんですか？」って聞いてくれたことで私も理解できたし、わかってる人もそこに目線をあわせて説明してくれてる感があって、すごく勉強になったな、と。
いろいろ基礎となる知識が増えてくるとそこからまたわからないことが増えてくるけど、最低限の知識(単語とか)がわかってることでちょっと難易度の高い内容にもなんとかついていけるようになる。公式覚えたからちょっと複雑な因数分解が解けるようになったみたいな。
ただなんとなく「あ、点が入った」「あ、負けた」「今のなんで点が入ったんだ？」「あれはつながってるんだ、なんで？」って思いながらぼんやり見てる日々から一歩踏み出せたなって思います。
あと何より、メンバーみんながめちゃめちゃはまって純粋に試合を楽しんでてくれたので、メンバーと一緒に試合観戦してるみたいな気持ちになれたのも楽しかったなっていうのはオタクの戯言。
なんにせよ、副音声をやってくれてありがとう。バレーにはまらせてくれてありがとう。ワールドカップサポーターお疲れさまでした！
